
「うちの子は、何に興味があるんだろう?」
「好きなことを見つけて、もっと伸ばしてあげたい」
「そろそろ習い事を始めた方がいいのかな?」
子どもの成長とともに、これからどんな経験をさせてあげようか、どんなことを学ばせてあげようかと考える保護者の方も多いのではないでしょうか。
周りのお友達が習い事を始めたり、得意なことに夢中になっていたりすると、「うちの子にも何か好きなことを見つけてあげたい」と感じることもあるかもしれません。
しかし、子どもの「好き」は、いつもはっきりとした形で表れているとは限りません。
毎日の遊びや何気ない会話の中に、興味の芽が隠れていることもあります。
大切なのは、早く得意なことを見つけようとするのではなく、子どもの小さな好奇心に気づき、さまざまな経験につなげていくことです。
今回は、子どもの「好き」を見つけるヒントや、興味を伸ばすために家庭でできる関わり方について紹介します。
子どもの「好き」は、学びのきっかけになる

好きだからこそ「もっと知りたい」と思える
子どもが何かに興味を持つと、「もっと知りたい」「やってみたい」という気持ちが生まれます。
例えば、虫が好きな子どもなら、見つけた虫をじっと観察したり、図鑑で名前を調べたりするかもしれません。
電車が好きな子どもなら、電車の種類を覚えたり、路線図に興味を持ったりすることもあるでしょう。
最初は「好きだから見ている」「楽しいから繰り返している」というだけでも、そこから新しい疑問が生まれ、知識が広がっていくことがあります。
好きなことは、子どもが自分から学び始めるきっかけになります。
「好き」と「得意」は、必ずしも同じではない

子どもの好きなことを考えるとき、「得意なこと」や「将来につながること」を探そうとする場合もあるかもしれません。しかし、好きなことと得意なことは、必ずしも同じではありません。
絵を描くことが好きでも、最初から上手に描けるとは限りません。工作が好きでも、思いどおりに作れず、何度もやり直すことがあるでしょう。
それでも、本人が楽しんで取り組んでいるなら、その気持ちは大切にしたいものです。
今はまだ得意ではなくても、好きだからこそ何度も挑戦したり、自分なりに工夫したりする経験が生まれます。
何か一つの得意分野を決めるよりも、子どもが夢中になれるものや、もっと知りたいと思えることに出会う機会を大切にしていきましょう。
子どもの興味を伸ばすために、家庭でできる4つのこと
子どもの「好き」を見つけたら、その気持ちを大切にしながら、少しずつ経験の幅を広げてみましょう。
特別な教材や習い事を用意しなくても、日常生活の中でできることがあります。
1.子どもの「気になる」に一緒に注目する

子どもが何かに興味を示したときは、まず一緒に見たり、話を聞いたりしてみましょう。
例えば、道端で見つけた虫に興味を持ったら、すぐに名前を教えるだけでなく、「どんなところが気になったの?」「何をしているのかな?」と声をかけてみます。大人も一緒に興味を持つことで、子どもが自分の気づきや発見を話す機会になります。何かを教えようとするよりも、まずは子どもの関心に寄り添うことが大切です。
2.興味のあることから、別の体験につなげる

一つのことに興味を持ったら、そこから少しずつ関連する体験を広げてみましょう。
例えば、恐竜が好きな子どもなら、図鑑を見るだけでなく、博物館に出かけたり、恐竜の模型を作ったりすることもできます。料理に興味があるなら、一緒に野菜を洗ったり、材料を混ぜたりする経験もよいでしょう。
一つのテーマでも、見る、聞く、触れる、作るなど、さまざまな体験につなげられます。
子どもの興味を出発点に、普段とは少し違う経験を用意してみると、新しい発見が生まれるかもしれません。
3.子どもが自分で選び、試せる機会をつくる

興味を広げるためには、子ども自身が選ぶ経験も大切です。
工作をするなら、材料や色を自分で選んでもらう。絵本を読むなら、どの本を読みたいか聞いてみる。
大人が用意したものをそのまま楽しむだけでなく、自分で選んで取り組むことで、子ども自身の「やってみたい」という気持ちが生まれやすくなります。思いどおりにできないことがあっても、すぐに手を出すのではなく、まずは子どもが試す様子を見守ってみましょう。
4.子どもが興味を持ったことを、一緒に振り返る

遊びや体験の後には、どんなことが楽しかったのかを話してみましょう。
例えば、
- 「今日は何が一番おもしろかった?」
- 「どんなところが気に入ったの?」
- 「またやってみたいことはある?」
- 「今度は何をしてみたい?」
といった問いかけです。
子どもがすぐに答えられなくても、無理に言葉にさせる必要はありません。楽しかったことや気になったことを親子で振り返ることで、子ども自身が自分の興味に気づくきっかけにもなります。
好きなことを、さらに広い学びにつなげるには?

興味を持ったことを、ただ楽しむだけで終わらせず、そこから学びを広げていくこともできます。
大切なのは、好きなことを無理に勉強に置き換えるのではなく、子どもの「もっと知りたい」「やってみたい」という気持ちを生かすことです。
例えば、虫が好きな子どもなら、次のような学びにつなげられます。
調べる 図鑑や写真を見て、虫の名前や特徴、生息する場所などを調べてみる。
伝える 見つけた虫のことを家族に紹介したり、観察して気づいたことを話したりする。
つくる 好きな虫の絵を描いたり、折り紙や工作で模型を作ったりする。
解決する 虫が過ごしやすい環境について考えたり、飼育するために何が必要かを考えたりする。
このように、一つの興味から、調べる、伝える、つくる、解決するといったさまざまな活動へと広げることができます。好きなことを通して、知識を増やすだけでなく、自分で考えたり、工夫したり、誰かに伝えたりする経験も生まれます。
子どもの興味は、さまざまな学びにつながる入口になるのです。
小学校入学前の習い事選びで大切にしたいこと

子どもの好きなことや興味が見えてくると、「この分野をもっと伸ばしてあげたい」と習い事を考えることもあるでしょう。小学校入学を控えた時期は、学習系や運動系、芸術系など、さまざまな習い事を検討するタイミングでもあります。習い事を選ぶ際には、人気や評判だけでなく、子ども自身がどのようなことに興味を持っているかも大切にしたいところです。
また、次のような視点も参考になります。
- 子どもが「やってみたい」と感じているか
- 体験を通して、新しい発見や楽しさがあるか
- 一人ひとりの興味やペースを大切にしてもらえるか
- 結果だけでなく、取り組む過程も見てもらえるか
もちろん、最初から明確な興味や希望があるとは限りません。
実際に体験してみて初めて「これが好きかもしれない」と気づくこともあります。
習い事は、すでに見つかっている得意分野を伸ばすためだけのものではありません。新しいことに出会い、自分の興味を広げる機会として考えてみるのもよいでしょう。自分で考え、手を動かして試す経験は、学校の学習にも生かされます。
みらいミッテで、子どもの好奇心を学びにつなげる

子どもの「好き」や「知りたい」という気持ちを、さらに広い学びにつなげていくためには、さまざまなテーマに触れ、自分なりに考えたり、表現したりする経験も大切です。
小学生のプロジェクト型学習教室「みらいミッテ」では、「調べる・伝える・つくる・解決する」の4つの学びを通して、自分を伸ばす12のチカラを育みます。
みらいミッテのレッスンでは、身近なことから社会に関わるテーマまで、幅広い題材を扱います。
子どもたちは、テーマについて調べたり、アイデアを出し合ったり、自分の考えを形にしたりしながら学びを深めていきます。さまざまなテーマに触れることは、これまで気づかなかった興味に出会うきっかけにもなります。また、自分の考えを伝えたり、ほかの人の意見を聞いたりすることで、一つのテーマからさらに新しい発見が生まれることもあります。
みらいミッテが大切にしているのは、子どもたちの「ワクワク」という気持ちです。
子どもが自分から「知りたい」「やってみたい」と思えることを大切にしながら、学びの幅を広げていきます。
詳しくは、「4つの学びと自分を伸ばす12のチカラ」をご覧ください。
子どもの「好き」は、これからの学びの入口

子どもの好きなことは、必ずしも特別な才能や、将来につながる得意分野である必要はありません。
何度も繰り返す遊び、何気なく口にする疑問、夢中になって見つめているもの。そうした日常の小さな姿の中に、子どもの興味が隠れていることがあります。
大切なのは、何か一つの「好き」を早く見つけることではなく、子どもが興味を持ったことを一緒に楽しみ、さまざまな経験につなげていくことです。
その積み重ねが、子ども自身の世界を広げ、新しい学びに出会うきっかけになっていきます。
みらいミッテでは、子どもたちの好奇心を大切にしながら、自分で考え、表現し、挑戦する学びを提供しています。
お子さまがどんなことに興味を持ち、どのような発想を広げていくのか。ぜひ一度、体験レッスンでご覧ください。公式LINEより簡単にお問合せ可能です。
